- 「インスタでもよく見るアンダーカバーってどんなブランド?」
- 「名前は聞いたことあるけど、意外と知らないなあ。」
- 「アンダーカバーの通販でおすすめある?」
そういった疑問にお答えします。
- 1. 【意外と知らない】アンダーカバーundercoverの歴史と魅力
- 2. アンダーカバーのおすすめアイテム5選
なぜ服好きは、アンダーカバーに魅了されるのか?
この記事を読み終えたときにはアンダーカバーの魅力を知ることができます。(この記事は3分ほどで読み終わります。)
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1. 【意外と知らない】アンダーカバーとは?undercover人気の理由と歴史
1-1. 【UNDERCOVER(アンダーカバー)】とは?
UNDERCOVER(アンダーカバー)は、1990年デザイナーをつとめる高橋盾(タカハシジュン)が文化服装学院に在学中、友人と立ち上げた日本のファッションブランド。
アンダーカバーのデザインは、どこか音を感じさせるようなパンクさがあり、それに共感した若者を中心に、カルト的な人気を誇った。
高橋は「見たことがあるようで、誰も見たことのない、ノイズを感じる服をつくりたい」と言っており、流行や定番にたいする反逆心を、アンダーカバーのプロダクトに落とし込んでいる。
1990年代には、東京の裏原系ブランド↓の代表格として知られるようになる。
- UNDERCOVER
- GOODEOUGH
- A BATHING APE
- NEIGHBORHOOD
- REAL MAD HECTIC
- WHIZ
- WTAPS
- SWIPE ON THE QUWIET etc…
2002年にはパリコレクションにも初めて参加し、海外でも高く評価され、世界的からも注目を集めるブランドとして飛躍を遂げた。
2013年からは、ブランド初のセカンドラインとして、レディースの「SueUNDERCOVER(スーアンダーカバー)」とメンズの「JohnUNDERCOVER(ジョンアンダーカバー)」を同時スタートさせた。
アンダーカバーのデザインは、単なるパンクファッションではない。
”優雅、狂気、混沌、パンク精神、違和感、ユーモア”さまざまな異なる要素をカオスティックに落とし込んだ一言では語れないブランドだ。
1-2.アンダーカバーの歴史
デザイナー高橋盾は1989年、文化服装学院アパレルデザイン科に入学しました。
1990年、在学中にヴァンダライズ(VANDALIZE)のデザイナー一之瀬弘法と「アンダーカバー(UNDER COVER)」を開始
ブランド名には「秘密めいた雰囲気を漂わせたい」という思いがあり「アンダーカバー」という造語を採用した。
ブランド最初の作品は、連合赤軍の指名手配犯の顔をプリントした作品。
かなり攻めたデザインであり、パンクカルチャーに強く影響を受けていたこがわかる。(セディショナリーズ、ヴィヴィアンウエストウッドなど)
1993年:アパレルショップ「ノーウェア」をNIGO®とともに原宿にオープン
- 1994年:東京コレクションに初参加し、レディースとメンズを本格的にスタート
- 1997年:毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞
- 2001年:第19回毎日ファッション大賞を受賞
- 2002年:パリコレクションに参加
2010年:ナイキラボとのコラボレーションライン「GYAKUSOU」発足。
高橋自身の趣味であるランニングが元になっている
2012年:ユニクロとのコラボ「UU(ユニクロ アンダーカバー)」を発表
UUのキッズウェアは2014年以降も3シーズン続いた。
2013-14年秋冬:セカンドラインの発表
ウィメンズの「スーアンダーカバー(SueUNDERCOVER)」とメンズの「ジョンアンダーカバー(JohnUNDERCOVER)」を同時スタート。
2015年、ブランド設立25周年を記念し、展覧会「LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”」を東京で開催。
2016年、「キース(KITH)」カーハート(CARHARTT WIP)や「ノンネイティブ(nonnative)」とコラボ。ザ・パーキング銀座にて発売した。
2017年:フットザ コーチャーの「S.S.SHOES」をベースにコラボシューズを発表
2018年:タカヒロミヤシタザソロイストとの合同ショーを発表
2018-19秋冬メンズウェアコレクションを合同ショーで発表する。
2019年:ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)コラボ
2019-20年秋冬シーズン:ヴァレンティノ(VALENTINO)とのコラボ
1-3.アンダーカバーの魅力と特徴
デザイナーの高橋盾は、UNDERCOVER(アンダーカバー)の魅力と特徴は、
「ストリートとモードの間にある」と表現し、
「見たことがあるようで、誰も見たことのない、ノイズを感じる服をつくりたい」といっている。
アンダーカバーのプロダクトは、美しさと醜さが同居する独特なデザインを、
- 何重ものレイヤードや独特なカラープリント
- フェミニンでありながら、デストロイ系のもの
様々な手法で表現することで、独創的な世界観をつくりだしているから魅了されるのである。
本人いわく”定番という言葉が嫌い”というのは有名で、
その精神は、常にプロダクトに反映している。
不安定な世界観に引き込まれ、いつの間にか抜け出せなくなった私たちは、どんどんアンダーカバーの沼へハマっていく…
また、影響を受けたファッションデザイナーとしては、Comme des Garçons(コムデギャルソン)の創始者である川久保玲の名前を挙げており、
黒の衝撃を世界に与えた彼女のパンク精神、作品、全てをリスペクトしているのだと感じる。
コムデギャルソンの関連記事はこちら↓
また、高橋盾は「ジョニオ」の愛称で親しまれている。
理由は、文化服装学院在学時代に、セックスピストルズのコピーバンドのボーカルを担当していたこととともに、本家のジョニー・ロットンにも似ていることからだと言われる。
1-4.なぜアンダーカバーは人気なのか?
なぜアンダーカバーはこれほど人気なのか?
その理由は、コレクションごとにクリエイションが全く異なり新しいカオス(世界観)をつくりだしているからである。
アンダーカバーの軸として【ノイズ、違和感、カオス、パンク精神】を根底にブレていないことだ。
アンダーカバーは、メインラインのほかにさまざまなラインが存在するが、どれもその世界観は、共通して不気味であり、どこか影のあるミステリアスな雰囲気。
『なぜこんな作品なんだろう』、『なぜ?なぜ?なぜ?』そういった謎は、一切解き明かされることはない。
今後も、そしてこれからも。
その謎めいたブランドだからこそ、魅力があり、いまだに人気があるのかもしれない。
2. アンダーカバーおすすめ名作5選
テーマは「Fallen Man」
着想源となったのは、1950年代黒澤明監督のもと生まれた映画『蜘蛛巣城』
シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換えたといわれる作品で、三船敏郎が演じる主人公が、
無数の矢を浴びるシーンが印象的だといわれる名作を作品に落とし込んでいる。
①:ブラック Throne of Blood Graphic パファー ダウン ジャケット
今季のアンダーカバーの代表的なアイテム。
インパクトのあるデザインはさることながらカルチャーとファッションをストリートに落とし込む繊細さを表現している。映画『蜘蛛巣城』をプリンダウンジャケット
キルト加工ナイロン サテンの長袖ダウン ジャケット。カラーはブラック。
②:undercover プリント ロゴトートバッグ
アンダーカバーの名作プリントロゴトートバッグです。
春夏の周りと被りやすくなる季節に、このバッグを身につければ一気に洒脱な雰囲気になり、周りと差がつくコーデを演出することができます。
③undercoverブラック T シャツ
アンダーカバーのアイコンTシャツを、
今季のニュアンスに馴染むようアップデート。
バックプリント魅力的。
コットン ジャージの半袖 T シャツでカラーはブラック。
④ブラック オーバーサイズ パファー ジャケット
キルト加工とインシュレーション加工をほどこしたナイロン リップストップの長袖コート。カラーはブラックで非常に高級感のあるAラインのフーデットコートである。
⑤ワイト Fallen Man T シャツ
今季のテーマともなっている「Fallen Man」
着想源となったのは、1950年代黒澤明監督のもと生まれた映画『蜘蛛巣城』
作品の映像が一緒に浮かんでくるような背景のあるTシャツ
最後までご覧いただきありがとうございました。
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